COCとは

地(知)の拠点COC(Center of Community)事業

 本学は、平成25年度に文部科学省「地(知)の拠点整備事業」(COC事業)の拠点校として採択されました。「地域を志向した教育・研究・社会貢献」を進めていきます。
 学内の教育および研究体制を地域と連携する形で整備・充実させ、社会貢献活動型のプロジェクトを通して、「地域に貢献できる人財」を育成するとともに、地域と連携して継続的に活動できるネットワーク組織を作りあげていきます。

地(知)の拠点整備事業(大学COC:Center of Community事業)とは?

 「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」は、大学等が自治体と連携し、全学的に地域を志向した教育・研究・地域貢献を進める大学を支援することで、課題解決に資する様々な人材や情報・技術が集まる、地域コミュニティの中核的存在としての大学の機能強化を図ることを目的としています。
 平成25年3月29日付けで各大学・短期大学・高等専門学校長宛に公募を行い、5月22日〜23日に各大学等から319件の申請を受け付けた後、「地(知)の拠点整備事業選定委員会」において審査が行われ、このたび、別添のとおり52件の事業が選定されました。選定大学のリストはこちらです。

文部科学省

文部科学省  「地(知)の拠点整備事業」(COC事業) 採択(H.25)にあたって

 本学では、「地域志向」の重要性を、グローバル化・国際化への対応を教育理念とする大学として、以前から重視しています。実際の教育研究において地域との連携を重視した取組みを心がけてきました。

 これまでに、本学が文部科学省に採択された2つの現代GPプロジェクトは、その好例です。1つには平成17年度の「『小江戸川越』国際都市化支援プロジェクト−地域翻訳力をもつ学生・市民の育成−」です、もう1つには平成18年度の川越市における地域連携による不登校予防支援のための「地域連携による不登校予防支援プロジェクト」です。これらはいずれも、地域のニーズを掘り起こし、それに対して大学の知財・人財を動員して取組む中で、教育と研究の推進・充実を図るものでした。

 こうした経験から得られた教訓は、真の国際人たるもの、グローバルな視点と、自分の生きる国家・地域に関するローカルな視点の双方を適切に持つことが重要であり、また、一般に言われるグローカル(Glocal)なモノの見方(Global+Localを合わせた観点)から、均衡のとれた視点・考え方に立つことが必要であるということです。

 平成25年9月、これまでの地域に根ざし同時に多くの国際人を輩出してきた本学の教育の実績が認められ、「平成29年」までの5年プロジェクトとして、文部科学省「地(知)の拠点」COC事業採択にいたったことは栄誉なことではありますが、同時に、「地(知)の拠点」として本学が背負う地域社会からの期待にも真摯に応える責任があることも十分に認識して取組んで参ります。

大学COC運営委員会